膝枕の温かさ



「冬獅郎♪」「あっ、藍染!?///」


またか・・・と乱菊は頭を抱えた。ここ最近の「五番隊と十番隊の著しい作業能率の低下」の元凶がやってきたのだ。


「冬獅郎、藍染じゃなくて、惣右介、だろ?」


「そ、そっ・・・惣右介・・・///」


「良く出来ました♪」


チュッ・・・・


「////っうわぁ!?」


「ハハハ、可愛いなぁ冬獅郎はVv」




この二人・・・。藍染 惣右介五番隊隊長と日番谷 冬獅郎十番隊隊長はこの辺では知らない奴はいないだろう(例外もいるが)、ラブラブ(死語)な恋人達なのだ。


「はぁ・・・。私、三番隊に書類届けてきますね」


今日も残業だと諦め、乱菊は酒の瓶を持って部屋を出ていった。
(市丸相手に愚痴を溢すのでなろう。)




「あぁぁっ!?ま、松本!?」


「あぁ・・・これでやっと二人っきりだね・・・」






藍染はそう言うと、日番谷をぎゅっと抱き締めた。



「そ、惣右介っ!?」
「あぁ・・・やっぱり温かい・・・・・・」




「///離してくれっ」

「嫌だ」

「////」





暫くこの状態が続くが藍染はずっと動かない。流石に心配になったので、日番谷が覗き込むと・・・。


「寝てやがる・・・」


日番谷を抱き締めたまま、藍染は眠っていた。 相当疲れていたのだろうか。一向に起きる気配は無い。




「仕方ねぇな・・・」



日番谷はソファー座り直すと自分の膝に藍染の頭を乗せた。いわゆる膝枕である。





「おやすみ・・・惣右介・・・」


額にそっと口付け、日番谷も目を閉じた。










おまけ♪


「それでぇ〜隊長ったらぁ〜赤くっヒックなっちぁって〜」


グビグビッ



「ブハァ〜、もうギンったらぁ〜聞いてよぉ〜ヒック」




「誰か、この酔っ払いどないかしてなぁ〜」



「ちょっと!ギン!!」


End


あの藍染隊長が甘えるなんて鼻血が止まりません!何より、ひつんの膝っっ!!!ぐぬぉぉぉぉおおお(悶絶)
暁杏里様、素敵なお話ありがとうございました!

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